フンベ温泉
狂おしいほどイカした外観を見よ 調度お湯を貯めている最中でした。 毎朝湯を抜いて清掃しているのです。 地元有志の方々により月に何度か ゴミ清掃や修理も行われています 湯の中に手を20センチ程沈めて 撮るとこんな感じ 湯に浸かりつつ壁面の絵画をのぞむ |
地域住民のみなさんが、大切に維持管理している湯小屋です。マスコミで取り上げられる機会が増え、心ない荒らしが絶えない(備品の盗難、施設の破壊相次ぐ)そうで、場所は秘密です。 一時、市の当局が危険防止のため撤去を画策したようですが、そんなものは屁のカッパ。台風が来ようが、大雪に見舞われようが、しぶとく生き残ってきました。 いったい、いつからここにあるのでしょう?管理をなさっている地元有志の翁のみなさんにも詳しいことはわからないのだそうです。 噂では、かれこれ40年くらい前にこの場所へ道路をつけるという計画があり(もちろんそんな計画は頓挫し、今も、施設へ通じる道らしい道はついていませんけど)旧国鉄の関連でここに温泉保養所を作る計画があったが、保養所建設の計画は頓挫して、温泉だけが残っただとか、札幌の建設会社が温泉権を保有しているだとか、諸説紛々ですが、信憑性はいかに? ・施設 木造平屋建、写真のとおり、猛烈にいかした湯小屋です。ボロとか鄙びとかそういう概念を吹っ飛ばす程の圧倒的愛おしさよ。 内部には脱衣所兼休憩コーナーと浴室のみ。 湯船は一つだけ。浴槽へお湯を導く塩ビ管が伸縮してカランの役目も果たすというナイスな構造。電気はひかれていませんから夜は真っ暗。 湯船は、詰めれば6人くらい入られるかな。 温泉分析表なんかありませんけど、たぶん含食塩・塩化土類系の単純泉とかなんとかになるのかな? 笹濁り透明、やや温め、細かな湯の華あり、あわつき微弱、金属臭あり、飲んでも美味しくない。 いつまででも入っていられる系の素晴らしい浴感。 ・感想 地元民優先。マナーを知らない奴は絶対に来ちゃ駄目。 |
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